ハードとしての確実な家作り : 実践編

26.電気設備工事

 電気設備は、電気を光として使う照明と、電気器具のためのコンセントに大別できます。

コンセント

 電気設備工事として、もう一つの柱は、コンセント工事です。
これは、照明と異なり、見え方にはあまり関係ありません。
ですから、必要なところに必要なだけ配すればいいでしょう。
一つの部屋に、三ヶ所程度というのが、最近の傾向でしょうか。
一ヶ所につき 3,000円くらいですから、設置した個数×3,000円で、金額がでます。
ただし、水がかかる恐れのある場所のコンセントは、アース付きとします。
また、電子レンジやクーラーなど、電気を大量に食うものは、単独回路としたコンセントから電気をひきます。


 照明のところで触れませんでしたが、照明はいつも、つけっぱなしではありません。
つけたり、消したりできないと困ります。
照明器具にスイッチがついていない場合には、別にスイッチが必要です。
スイッチ一ヶ所につき、3,000円くらいです。
最近では、様々なスイッチが市販されています。
何ケ所からも操作できるスイッチ、しばらくたってから消えるスイッチ、小さな明かりが内蔵された蛍スイッチ、明るさを調節できるスイッチなどなど、まさに便利さは、お金で買うものだと実感します。

 他に電気設備工事に含まれるものは、
1.電話配管
2.テレビ・FMのアンテナ、配線
3.インターホン
と言ったところでしょうか。

 電話も、電電公社からNTTとなって、だいぶ変わりました。
様々な受話機が市販されてきましたが、建築工事として、電話を扱うのは配管までです。
つまり、そうした受話器が使えるように、あらかじめ壁や床の中にパイプを埋没しておくわけです。
そして、後でその中に電話線を通して受話器を設置します。

 最近は、切り替え電話、親子電話、コードレス電話など、いろいろと市販されています。
コードレス電話にしても、親機は必要です。
電話の機種を決める前に、受話器の位置だけは決めて下さい。
何台かの受話器を使用するのであれば、何ヶ所かに配管しておきます。
電話配管さえしておけば、たいていの受話器が使用できます。


 テレビやFMは、アンテナがあった方が、きれいに受信できます。
とくに地方ではアンテナは必携です。
アンテナから受信機までを、二本が同心円状になった同軸ケーブルというコードで結びます。
このコードもやはり見せたくありませんから、壁の中にかくします。
もっと安いフィーダー線というのもありますが、他からの電波の影響を受けやすく、同軸ケーブルの使用を薦めます。
テレビも一家に二台三台の時代になってきました。
何台ものテレビに配るときは、分配器や増幅機をはさみます。

 インターフォンも、いろいろと種類があります。
ベルやチャイムという音だけのもの、電話式に声が聞こえるもの、テレビが組み込まれて顔が見えるものなど、当然この順番に高価になっていきます。 


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「タクミ ホームズ」も参照下さい